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スクールセクハラとは何か?

6/18(日)のニュースで、教師による子どもへのわいせつ・セクハラ行為が後を絶たない。

守ってくれるはずの先生から傷つけられる児童、生徒たち。

背景に何があるのか?


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スクールセクハラとは?

スクール・セクシュアル・ハラスメントとは、学校の教育現場におけるセクシュアル・ハラスメントのことである。省略してスクールセクハラともいう。教師と教え子の場合が社会的には有名であるが、教師どうし、生徒・児童どうしといったパターンも含まれる。

池谷孝司は「わいせつ教師」という言葉に比べると「スクールセクハラ」という言葉は、個人の責任より学校教育の組織の責任を強調する側面があると指摘する。

かつては教師と教え子の場合は想定自体嫌がられていた側面があったが、2001年に文部科学省がわいせつ教師は懲戒免職とする方針を打ち出した。

池谷孝司は、こういった問題を大声で糾弾しにくい背景には、実は教師と教え子が結婚に至る事例も多いという事情があると語る教育委員会の職員がいたことを述べた上で、卒業後ならばともかく在学中では成績評価の面で不公正になってしまうと指摘している。

池谷孝司がインタビューした教え子と関係を持ったことがある元教師によれば、そもそも対等な関係にないということを認識していなかったとし、もっと教師と教え子が対等な関係にないということを教師に教えるべきだと主張している。

この問題について対応する組織として、大阪府にはスクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク(SSHP)というNPO法人がある。


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背景に圧倒的な力関係の差

中学の部活動で、顧問から服を脱がされたり、指をなめさせられたりするが、「儀式」と呼んで耐えている――。

NPO法人「スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク」(大阪府守口市)に寄せられた声の一例だ。

相談は、小、中学生や高校生、親たちから年間に100件ほど。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したり過食症になったりする深刻なケースが多いという。

亀井明子代表は「背景には、教師と生徒の圧倒的な力関係の差がある」と指摘する。

亀井さんによると、子どもは、内申書や部活動の選手選びなどに響くことを恐れ、教師に抵抗しにくい。尊敬していると「指導のため」との言葉を信じてしまうこともあり、加害教師は「子どもが拒否しなかった」「指導の一環だった」などと主張するケースが目立つ。学校側の隠蔽(いんぺい)体質などで教師が処分されないこともあるという。

亀井さん自身、中学校教師だったとき、「顧問に太ももをなでられた」などと女子生徒に相談された経験がある。校長に対応を求めたが顧問は処分されず、逆に、他の教師から対応を求めたことを批判されたという。「内側から変えるのは無理だ」と退職し、同ネットワークで子どもを支援してきた。

「被害を受けた子どもに『あなたは絶対に悪くない。信頼できる人や相談窓口に打ち明けて』と伝えたい。性暴力について教えたり、教師を目指す学生に予防教育をしたりする必要がある」と亀井さんは話す。

文部科学省によると、わいせつ行為やセクハラによって2015年度に懲戒や訓告を受けた処分者数は計224人で、現在の方法で集計を始めた1988年度以降で最多。対象は、自校の児童・生徒と卒業生が計99人にのぼった。亀井さんは「氷山の一角だ」と指摘する。

大阪府堺市では先月、運動部の女子生徒にセクハラ発言を繰り返すなどしたとして50代の男性教師が処分された。4月には、女子生徒に2年にわたって十数回の性交渉をしたとして、高校の前教頭の男性(53)が愛知県教委から処分を受けている。

文科省は10年以上前から都道府県教委に対する通知で、児童生徒に対するわいせつ行為については原則として懲戒免職処分にするよう求めている。疑わしい行為があれば学校内だけで判断せず各教育委員会に報告するよう求めているという。

以上「スクールセクハラとは何か?」でした。


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